企画編18「キャラクターが勝手に動いた時、貴方はどうする!?」 第20回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第20回 企画編18「キャラクターが勝手に動いた時、貴方はどうする!?」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。
前回は、キャラクターの<駆け引き>からストーリーを作るという方法をお伝えしました。

今回は、そうやってキャラクター主体でストーリーを考えた時に、自分が思っていた方向とは全く違った方へ動いた時。
もしくは、想定していたストーリーとは違った方向に動いた時に、どうするのか。という事について。

作者のわがままより、キャラクターの行動を優先しよう!

今回伝えたいことはこの1文で全てです。
これで、そうだよね!と思ったらここから先は別に読まなくても良いくらいだと思います!

なんで?自分の想定と違い方に行ったら辻褄が合わなくなるし、大変じゃん!
そう思った貴方。もう少しお付き合いくださいませ。

ストーリーは作者ではなく、キャラクターを中心にまわっている。

貴方がいくら、最後はこうやって終わらせたい。
とか、ここでこのキャラクターがこうやって動いたら、その後の展開(最初に作者が考えていた)と合わなくなってしまう。
だから、ここは絶対にこの動きをしてほしい!

と思ったとします。
でも、キャラクターの気持ちで考えたら、そのキャラクターは絶対にそうやって動かない!
じゃあ、そこはキャラクターの意思を尊重してあげませんか?

それは、キャラクターが立ったという事なのですから。

作中で、作者としてはAというキャラがBというキャラを裏切る展開を想定していた。
しかし、ストーリーの展開からAというキャラがBというキャラを完全に信用し、裏切る事なんてありえない!という考えになった。

この場合、作者としてはその後の展開は、Aというキャラが裏切ることで更なる面白い展開になる!と考えていたと思うんです。
でも、それをやろうとするとキャラクターが反発してしまった。

作者としては、無理やりでもAを裏切らせたいと思うかもしれませんが、ここはキャラクターの意思を尊重し、キャラクターAが裏切らない。
という結果から、次の話や展開へ続けていくのが良いと思います。

いくら作者が思い通りにしたいからと言って、そうしてしまったら、そこにある「キャラクターの気持ち」が消えてしまい、最終的には「ご都合主義」や「キャラクターのブレ」「行動理由がわからない」になってしまうのです。

それは結局、作者もしくは作品に悪い意味で返ってくるのですから・・・。

でも、作者のわがままも、理由がつけば「わがまま」じゃなくなる!

AというキャラがBというキャラを裏切る展開にしたかった。
でも、AはBを信用しており、絶対に裏切ることなんてない。
じゃあ、Aは裏切らない。という展開にするしかないよね?

と、上でそんなような事を書いておきながら、あえて「違う方法」も書いてみます!
この方法を使うと「作者のわがまま(AがBを裏切る)」がわがままではなくなります。

それは、キャラクターAがBを裏切らざるを得ない理由を作ってしまう。
たったこれだけです。

普通に考えたら、Bを絶対的に信用してしまったAが裏切ることなんて考えられません。
本当にそうですか?

ここで、私だったら「Bを絶対的に信用している<だから>裏切る」
理由を作りたいな~と思うわけです。

信用しているのに裏切るってどういう事?
どういう事なんでしょうね?
なかなか難しいと思います。

じゃあ、信用しているのに裏切らなければいけない状態<理由>って何?と考え方を変えてみましょう。

う~ん。
なかなか難しいですね・・・(リアルタイムで、この記事を書きながら悩んでいる私。なんて行き当たりばったりなんだろう)

隣にいるRに聞いてみたら
「人質を取られればいいじゃん!それが定番でしょ?」
「それが、後々の利益につながるから」
⇒「Bに攻撃をする本当の敵を騙すために、わざと裏切って敵を騙す」
(敵を騙すのは、まず味方から。と言いますし)

「Aが誰かに体を乗っ取られている、操られている」
⇒記憶を失うとか、謎の薬とか。そういう展開もありそう。

あっ!なるほどね。
(今回は、Rの力によって解決しました)

 

このように、キャラクターAがBを裏切らざるをえない理由。
裏切ることによって、何らかの目的を果たす。

これらの場合には、AというキャラはBというキャラを裏切る事だってあるのかもしれませんね!

何にしても、一番大切なのは
受け取り側に「その理由なら、確かにAがBを裏切ってもおかしくない。仕方が無い」と思わせる事。思えるかどうか。

結局は、作者の都合で何とか、辻褄を合わせようとしたら
「作者とキャラクターが脳内で会話し、お互いに納得するしかない」という事でしょうね。

さあ、困った時はキャラクターと一緒に語り合いましょう!(脳内会議は重要です)

次回は「主人公は完璧最強が良い?それとも、弱い方が良い?」

 

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