企画編88「キャラクター名の決め方」 第150回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第150回 企画編88「キャラクター名の決め方」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。

皆さん、キャラクターの名前はどうやって考えていますか?

逆に知りたいくらいなのですが、私達がどのように決めているのか。
それを紹介しつつ、書いてみようと思います。
あまり参考にはならないかもしれませんが・・・。

◆1.作風ー雰囲気に名前をあてる、漢字や名字を探す!

ダークで暗い雰囲気の内容であったら「暗い雰囲気の漢字」や名字を探します。
漢字一覧や、名字一覧を見ながら「合いそうなものがないかな~?」と探します。

十二死学園(仮)のキャラ名はこの考え方を結構使っていて、雰囲気に合いそうな名字、漢字を見つけてきては、キャラクター名を決める参考にしていました。

◆2.国語辞書から引っ張ってくる。

こちらも上記の場合に近いのですが、合いそうな雰囲気の漢字や言葉から検索します。
単語の印象から検索して、それっぽいもの、意味が合いそうなものを見つけてきます。

◆3.実在する地名やモノの名前をつける

例えば、花の名前をキャラクター名にしたり⇒「さくらちゃん」「もみじちゃん」等
他に数字とか「一郎」「次郎」等。
モノの名前の場合は統一性があると面白いですよね!

そういえば、ドラゴンボールの名付けセンスは面白いですよね。
「ギニュー」「バータ」「グルド」⇒牛乳系。「カカロット」「ベジータ」「ナッパ」⇒野菜系

等、何らかの統一性があると面白くなりますし、覚えやすい名前になるかと思います。

地名という意味では、気付いた方がいるかはわかりませんが同人ゲームとして出した「神様のふるさと」は実は名字が地名です!
(富士とか・・・他も、分かる人にはわかります)

◆4.記号

αβ・・・みたいな記号系の名前はどうでしょうか?
機械っぽさや、サイボーグっぽさは出てくるかと思います。

◆5.あえてキャラクターは名前を出さない

◎◎の人。
名前を呼んではいけないあの人。とか(実際は出てますけれど・・・)
生徒A⇒これは違うか。

 

 

このように、キャラクターの名前は様々なものから引っ張ってきたり、参考にする事ができます。
ただし!上記の方法を使ったから、それが良い名前と言うわけでもありません。

徹底的に名付けにこだわる人。
全くこだわらない人。
これは様々でしょう。

名前にこだわって、キャラクター名でそのキャラの人生や性格がわかるようにするのもよし。
逆に、名前は適当でも、そのキャラクターの設定を本気で考えるのもよし。

とはいえ、生まれてきたキャラクターなのですから、やはり名付け親としてはしっかりとつけてあげたい気持ちの作者さんの方が多いのかもしれません。

私はキャラクター名を考えるのは苦手なので、思いついたキャラ以外はシナリオ担当に任せてます。
基本私のプロットの段階での名前は以下のようなものが多いです。

・主人公
・ヒロイン

変化形
・~主人公⇒例えば、高校生主人公、傍観者主人公 など
・ヒロイン⇒幼馴染ヒロイン、お嬢様ヒロイン など。

このように、私は企画の段階では「~~系」である事がわかる程度には名前をつけています。
ボツシナリオで出した「魔王&勇者モノ」も見てもらった方はわかると思いますが
「魔王主人公」「勇者ヒロイン」ですからね・・・。

この後、愛着がわいてきたり、シナリオが進むうちに自然に何らかのキャラクター名が付いていくのです。
最初から決まっている場合と、途中で決まる場合はどちらもあります。

 

と言う事で、私はそこまで細かな法則やこだわりという程はありません。
ですが、作風に合ったキャラクター名の方が良いとは思います!

ちなみにですが、うちの作品の「主人公名」に関しては微妙なしばり、法則があったりします。
「りょうた」「しょうま」「きょうや」・・・まあ、深い意味はないですが。
※今後は変わる可能性がありますので、ご了承ください。

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