作品の価値を決めるのは作者ではない。

作品の価値を決めるのは作者ではない。

自分の作っている作品が「面白い」と思っている方。
この作品は「傑作だ」と思っている方。
それは、作者からしたら当然の考えであり、持っているべきものです。

しかし、実際に作品を世に出した後は、その作品の価値や評価を決めるのは作者ではありません。
もちろん、自分の中では面白い作品と思う事は間違っていません。
今回は「自分の作品の評価」の考え方についてまとめてみます。

目次

  1. 自分が「面白い」と評価するのは当然
  2. そもそも他人から評価されるのは嬉しく、ありがたい事
  3. 他人からの客観的な評価が大切
  4. 「自分の評価」と「他人の評価」両方を上手く活かす事が大切

自分が「面白い」と評価するのは当然

作品の価値を決めるのは自分(作者)ではありません。
ただし、作者として自分の作品を面白いと思っていないのであれば評価以前の問題です。

まず、自分達が作っているものが自分達、作者にとって面白い。
面白いと思えるものを作っている。
これは作者としては当然のことです。

そもそも他人から評価されるのは嬉しく、ありがたい事

そもそも作者自らが自分の作品を面白いと評価するのは当たり前として、他の方から評価をされるという事。
これって「かなり、ありがたい事」なんです。

世の中には沢山の作品があり、発表をされても全く評価されない作品も多いのです。
そもそも認知されていないのか、面白くないから全く評価されないのか。
理由は様々かもしれません。

しかし、それを乗り越えて「自分の作品が他人から評価される」という事。
沢山の評価を貰うと言う事。
まずは、評価をしてもらった事を素直に喜び、ありがたいと思う事を忘れてはいけない、と私は思っています。

他人からの客観的な評価が大切

他人からの客観的な評価。
これがとても大切なんです。

自分は「面白い」と思って世に出した。
では、実際にプレイしてくれた方、読んでくれた方がどのように思ったのか?
どう感じたのか?

はじめて、自分の作品が他人から評価される場に立つのです。
自分が思った通りに良い評価をしてくれる人もいるかもしれません。
もしかしたら、自分が思いもよらなかった評価をする人もいるかもしれません。

見るのが嫌になるくらいの評価を受ける事もあり得ます。
しかし、それらは全て「他人からの客観的な、貴方の作品に対する評価」なのです。

作者が自分達の世界を作り上げたものが、公開され、初めて評価されたのです。
だからこそ、客観的なそれらの評価を大切にし、次にどう生かすのかを考える必要があります。

ただし。
全ての評価を鵜呑みにする、他人からの評価の影響を受けすぎる必要はないと思います。
他人からもらった評価の内、自分の成長に活かせそうなもの、次回以降に改善できそうなもの、励みになるもの。
これらを選ぶ事も、また大切な事。

結局は、どの評価を活かすのか、活かさないのか。
これは作者次第となります。

逆に、他人の評価なんて全く気にしない!
自分の好きなように作りたい!そういう場合は、そもそも評価を全く見ない、という事でも良いのかもしれません。

また、悪い評価を見てしまい、次の作品や作者の精神に悪影響を及ぼす。
このような場合は、悪い評価は見ない!という事も大切でしょう。

「自分の評価」と「他人の評価」両方を上手く活かす事が大切

最終的には作者毎の判断になりますが、個人的な結論としてはコレです。

「自分の評価」と「他人の評価」
この両方を上手く活かす事が大切だと思っています。

自分で面白いと評価したものをベースにする。
その上で、前作の評価から「さらに良い部分を伸ばす」であるとか「悪かった部分を改善する」等、活かしていくことが出来ます。

さて、貴方は他人からの評価をどのように考えますか?
<ここから個人的な話>
私は自分の作品の評価はよく見ている方です(やっぱり気になりますので)
良い評価も悪い評価も「なるほどな~」って思う事が多いです。

そして、例えばシステム関連の悪かった部分や、改善案等もかなり参考になります。
今後も、自分の評価を大切にしつつ、客観的な評価を上手く作品作りに活用していきたいと思います。

 

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