物語が完成しない7つの理由

「物語が完成しない7つの理由」

いざ物語を作り始めたけれど、予定通りに完成しない! 途中で詰まってしまった! 終わりが見えない!
と悩んではいませんか?
今回、物語がなぜ完成しないのかをリストアップし、それに対する解決策(ヒント)をまとめてみました。

物語が完成しなくて悩んでいる方、詰まってしまった方への参考になればと思います。

目次

  1. 設定、キャラクターが魅力的ではない
  2. 結末が決まっていない
  3. 途中で設定をつけたしすぎない
  4. 100%を目指している
  5. 締め切りが未設定・目標・目的が無い
  6. 理由をつけてやらない
  7. 他人の目を気にしすぎる

設定、キャラクターが魅力的ではない

書いていて面白くない、シナリオの会話が説明的、機械的という理由で止まった場合の原因はコレの可能性が高いです!

例えば、設定ありき、プロットありきで作ってしまった場合。
キャラクターの行動は設定やプロットの筋書きによって制限されている。
ようするに、プロットの通りにキャラクターが完全に動かされている。
キャラクターの魅力も何も出ないし、ただ機械的にキャラクターが動かされている物語になってしまっている。

もしも、キャラクターが魅力的に物語上で動いていない、それが気になって止まった場合。
その時は一度、キャラクターの設定を見直してみましょう。
動かされている気がする、キャラクターが魅力的ではない場合は「キャラクターが生きていない」という場合が多いです。

もしも、修正した結果、キャラクターの行動によって物語が別の方向に行ってしまうのであればそれは良い事とも言えます。
キャラクターが自ら考えて、物語上で生きて行動した結果なのですから。
その場合は、プロットを修正するか、プロットの通りに物語が進む為のキャラクターに対する「かせ」を用意すると良いでしょう。

次にキャラクターが魅力的なんだけど、設定が魅力的ではなくて止まってしまった場合。
この場合は二つの選択肢があると思います。

ひとつ目としては、キャラクターが魅力的で動いているのであれば設定(世界設定とか)はそのままで問題ないかもしれません。
ふたつ目として、設定が必要である物語の場合は、設定だけをもう一度考え直しましょう。
(一旦、設定の構築に戻りましょう)

結末が決まっていない

これも物語が止まってしまう大きな原因です。
特に物語作りに慣れていない場合で、いきなり書き始めてしまってハマってしまう危険性が高いです。

物語のはじまりって簡単にかけちゃうんですよね。
こんな感じで始まって、壮大な事が起こりそうな序盤。勢いやノリでかけてしまうのです。

しかし、その後すぐに「何を書けばよいのかわからない」で止まってしまう場合。

それは止まりますよね?
だって、主人公たちが最終的に「何を成し遂げるのか」「何をする物語か」が決まっていないわけですから。

逆にこれを決めずに最後までかけた場合は、よほどキャラクターが魅力的なのか、その作り方が合っているかだと思います。
(少なくとも、私はこの方法では作れないです……何度も失敗した経験があります)

なので、結末が決まっていない場合で止まった時は「結末を決める」
これだけです。

 

勇者VS魔王のファンタジーものと仮定します。
最後に主人公達が魔王を倒して幸せになるのか、魔王に殺されてしまって世界が滅びるのか、魔王と和解して、魔族と共存するのか。
これだけでも決めてしまえば物語が進みやすくなります。

もしも、最後に魔王と和解するのであれば
序盤で魔王や魔族と敵対し、中盤で魔族に命を救われ、魔族に対する考え方が変わり、最後に魔王と対峙して、戦いの末に和解の道を選ぶ。
なんて物語が作れそうじゃありませんか?

結末が決まっていないと終わりがみえてきません。
そうすると、プロローグ後の物語や中盤での物語を考えるのが非常に難しいのです。

もしも、いきなり最後の結末を決められない。
と言う場合は、一つ一つの区切りごとに結末を設定すると言う方法も可能です。
例えば~編みたいな感じですね。

「~編」のラストはこうやって終わる。
バトルモノなんかでも敵毎に「~編」ってありますよね?

あんな感じです。

敵が出現する⇒結末を考える(どうやって倒すのか)
その倒すという結末にたどり着くまでを描く⇒修業したり、敵を倒すための方法を学んだり、敵の弱点を知ったり。

そして、一つの編が終わったら次の編も同じように考えていく。
こんな方法もやり易ければ採用してみてはいかがでしょうか?

途中で設定をつけたしすぎない

物語を作っていて「あっ!こんな設定をつければ更に面白くなりそうだ」
と新たな設定を次から次へを付け加えたり、新キャラクターを登場させたり……。

もちろん、物語が途中で変わる事、新たな設定を思いついてより良くなる事もあります。
しかし、これをやり過ぎると収拾がつかなくなります。
風呂敷を広げ過ぎて、最後にたためなくなってしまうって事なんですね。

こうならないためには、事前にもっと考えましょう。
プロットを考える時間が大切です。
そこで入れたいものを全部入れるのが理想。

もしも、途中での思いつきがあるのであっても「入れすぎない」
沢山入れるのであれば、一度は止まってプロットと相談する。

なんでもかんでも「面白くなりそうだから」で入れすぎは危険です!

100%を目指している

自分の「物語に対する理想が高すぎる」と途中で止まる可能性があります。

「おかしい、もっと自分ではかけるはずなのに……」
「こんなんじゃない! もっと上を目指したい」
「これじゃあ自分の実現したいものが描けていない」

その心がけは立派ですし、クリエイターとして必要な事でもあります。
が……理想が高すぎて、いつまで経っても完成しないのであれば意味がありません。

特に商業ゲームで延期の連続とか、開発中止になってしまっては楽しみに待っている人を失望させてしまう事になります。
もちろん、同人ゲームでも同じですよ?
体験版を出して、楽しみにしている人がいるのに何時まで経っても完成しないという事もあり得ます。
(この辺りは、自分達もだいぶ待たせてしまっている、待たせてしまった事があるので、自分への戒めも含めて……ですが)

まだ内容を発表していない、世に出していない作品で「自分達が納得するまで作りきる」という体制なら全く問題がありません。
時間も許すのであれば100%を目指して作りきって下さい。

しかし、もしも発表した上で、しかも締めきりや発売時期が決まっているのであれば「いつまで経っても進まない・完成しない」では問題です。

もちろん理想が高い事はわかります。
ですが、まずは「完成させる」事を目標にしませんか?

そして考え方を変えて、いきなり100%を目指すのではなく50%くらいを目指してみませんか。
最後まで書ききった上で、修正する方法はいかがでしょうか?

50%の完成度のものを徐々に良くしていって100%を目指していくのです。
ここで重要なのがあくまで「目指すのは100%」しかし、最終的には80~90%くらいで落ち着く。
くらいが良いんじゃないかな、と個人的には思っています。
いつまでも100%を目指していると本当に完成しなくなりますから(次から次へとあれもやりたい、これもやりたい……永遠に終わりません)

結局のところ、この部分に関してはゲームの制作体制によって全く異なります。
メーカーによっても全く考え方が違うと思うのです。

同人ゲームで趣味なんだから、完全に100%になった時に出せばよい(何十年かかろうが)
でも良いかもしれません。

余談ですが、理想が低すぎるのも問題ですよ!
いくらなんでも明らかに完成度50%未満のものを出してしまうのは良くないと思います。
(物語が未完であるとか、キャラクターや世界設定が敵当すぎるとか?)

締め切りが未設定・目標・目的が無い

同人ゲームや趣味で物語を作っていて止まってしまう場合に多いかな?と思います。

最終的にいつまでに作りたいのか。
何のために作るのか。

この辺りが決まっていなくて「なんとなく作っている」となんとなく飽きてしまって放置。
永遠に完成しないなんてパターンになりがちです。

例えばコミケで販売したい(来年の夏コミで頒布する!)とか、最終的に商業デビューするんだ!とか。
何らかの目的や目標を設定するだけでも違うと思います。

理由をつけてやらない

今日は気分が乗らないから……。
今は時間が無いから……。

等のように、理由をつけてやらないと、それが当たり前になります。
今日も駄目、明日も駄目、来年も駄目……ズルズルと引き延ばされて、最終的には放置というパターンですね。

もちろん休む事も大切ですし、気分転換も必要です。
ですが、基本的には「毎日やる習慣をつける」これが良いかと思います。

趣味で作る場合でも「一日一時間」はやる!だけでも良いと思いますし。
本当に忙しいのであっても数十分とか、それくらいの時間は作れると思います。
コツコツ毎日、習慣づけてやる事、これが出来れば「いつかは完成」しますから。

他人の目を気にしすぎる

他人の目を気にしすぎてストップする事もあると思います。

こんな物語が受けるのだろうか?
こんな物語を作ってしまって良いのだろうか?
また、つまらない、面白くないと言われたらどうしよう……。

その気持ちはわかります。
しかし、物語や作品は世の中に出た以上は「何を言われても仕方がない」ものでもあります。
特に今はネットですぐに広がりますし、自由に何でも言えますから。
(その分、良い意見や感想を貰いやすいという利点も大きいのです)

痛い事を言われて落ち込んでしまう事もあるでしょうし、ショックを受ける事もあるでしょう。
しかし、そればかりを気にしてしまっては何も出来なくなってしまいます。

なので「自分の好きなものを書く」「書きたいものを書く」
そして「批判されても気にしない」
これくらい開き直った方が楽なのかもしれません。

この辺りは作者の性格や考え方にもよるでしょうけれど。
気にしすぎてしまって本当に作りたいものが作れない、完成しない。それはとても勿体ない事だと思うので。

作品を作って世の中に発表する以上は、良くも悪くも沢山の人に見られる可能性がある。
それによって、嬉しい事も多い反面、辛い意見ももらう事もあるかもしれません。

なので、気にしすぎてしまう人は「気にしないようにする心を強く持つ」か「感想は見ない」と割り切るのも一つの手段かもしれません。

いかがでしょうか?
幾つか当てはまった項目はありましたか?

少しでも、物語の進行が止まった、詰まった時の参考にでもなっていれば、嬉しい限りです。
一つでも多くの面白い物語が、世に出てきますように!

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物語が完成しない7つの理由” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 羽衣 より:

    こんにちは(゚▽゚)/
    いつもひっそりと読ませてもらっています。
    ありがとうございます!
    毎回、うんうんと頷くことが多いのですが、今回の物語が完成しない理由にうんうんしまくりでした!
    そして未完成のまま放置してる作品のほとんどに当てはまると言う。そのほとんどがどんな物語にしたかったのか覚えてない哀れさ:(T-T):
    今回のヒントで、この哀れな作品もどきをいくつかサルベージできるかもしれないと淡い期待を抱きつつ。
    また頑張りたいと思います(^▽^)ノ

    1. water phoenix より:

      羽衣さん、コメントありがとうございます!
      ケイ茶です。

      ブログ記事を読んでくれてありがとうございます。
      自分の思っている事、考えている事を書いているだけなのですが、少しでもお役にたつようでしたら、とても嬉しいです。
      今後、羽衣さんの作品が完成し、世に出る事を楽しみにしています!

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