日曜定期更新(03/03/2019)「結婚主義国家 キャラへの質問5.健一郎&彩芽+健一郎&茜」※ネタバレ注意

日曜日に書く事があっても無くても「とりあえず定期更新」するコーナー。
企画担当のどうでもいい事だったり、時として新作タイトルの事についてだったり、更新して、生存報告する事が第一目的です。

ケイ茶です。

※以下は、ショートストーリーと共にキャラクター設定の紹介も兼ねて公開しようと思っていたものです。
タイミングを逃したのでその時の公開は止めましたが、ありがたい事に、今でも結婚主義国家について気にしてくださる方もおられるようなので、ここに載せておきます。

※「結婚主義国家」のネタバレが含まれる場合があります。
そのため、本編をすべてプレイしたうえでの閲覧を推奨いたします。

質問 恋人死亡:健一郎と彩芽
他人の結婚式3日前 

「あの。お2人はカップルですか?」


「そーだけど?」

「結婚式まで残り3日という事で、今、様々なカップルにインタビューを行っているんです。
 答えて頂けませんか?」

「あの。俺たち、今年結婚するわけじゃないんですが……いいんですか?」

「ああ、大丈夫ですよ。
 色んなカップルの考えが聞きたいんです。話し方も気にせず、自由にお願いします」

「ふーん。面白そう。
 ね、答えよーよ」

「そうだな」

 ――名前は?

「舘林 健一郎」

「彩芽」

 ――年齢は?

「15歳だ」

「14歳」

 ――性別は?

「男」

「……」

「……だったら、どーする?」

「いや、想像できねぇし」

「そりゃそーだね。私も、健一郎ちゃんって想像できないし」

 ――好きな食べ物は?

「コーラとポテチ」

「わかる。おいしーよね」

「じゃ、俺と同じか」

「んー。おいしーけど、お姉ちゃんが作る料理の方がおいしい」

「……ま、そう言うと思ったよ」

 ――趣味は?

「パソコンでネットする事かな」

「絵を描く事」

「まぁ、美術部らしいよな」

「今度、健一郎も描いてあげよっか?」

「あ。でも、本物よりかっこよく描いちゃったらかわいそーだから、やめとくね」

「そりゃお気遣いどーも」

 ――1人の時は何をして過ごしますか?

「やっぱりパソコンか」

「お姉ちゃんをからかう」

「お前、それ1人じゃねぇだろ」

「1人でつまんないと、そーするって事」

 ――貴方が一番大事だと思うものは?

「自分」

「お前、そこはもっとこう……」

「悪い?」

「そうは言わねぇけどなぁ」

「自分がボロボロじゃあ、他のものだって大事にできないじゃん」

「それなのに、あの……」

「……」

「で、健一郎は?」

「だったら俺も、自分、って事にしとくか」

 ――貴方の弱点は?

「弱点、ってわけじゃないけど……嫌いなのはウソかな」

「ま、そんな感じだな」

「俺も、ウソは苦手だな」

「うん。そーいう事だから、私達は正直にズバッと言い合おっか」

「そうだな」

 ――貴方の家族構成は?両親はどんな人?

「一人っ子だ。両親は、2人してひねくれ者なんだよなぁ」

「健一郎と同じだね」

「私は、私、凄いお姉ちゃん、ふつーの両親って感じかな」

 ――貴方の性格を一言で言うと?

「テキトーで自由かな」

「自覚あるなら、直そうとしろよ……」

「なんで? こういう私を好きな人がいるんだから、このままでいーじゃん」

「それを言われちゃ、弱いな」

「俺は、ひねくれ者で口が悪ぃ」

「自覚あるのに、なおさないんだ?」

「それを好きなヤツがいるらしいからな」

「そーそー。そーいう事」

 ――相手の性格を一言で言うと?

「ひねくれ者でがさつで口が悪くて、性格悪い」

「適当で自由で正直すぎて、性格悪い」

 ――相手の事をなんて呼んでいますか?

「彩芽」

「健一郎」

 ――出会いはどんなものでしたか?

「美術室入ったら、私より先に絵を描いてた」

「まぁ、普通に部活動だよな」

 ――相手の第一印象は?

「すげー正直。初対面なのにズケズケ物を言う面白いヤツ」

「口悪いけど、話してて楽しい。似てるなって思った」

 ――好きだと自覚したのはいつ、どんな時ですか?

「なんでも正直に言う姿を見た時。……って考えると、最初かもな」

「健一郎が助けてくれた時」

 ――告白はどちらから?

「私から」

「堂々としてたな。あと、唐突だった」

「うん。思い立ったら動かないとね」

「自分の事後回しにするなんて、時間がもったいないじゃん」

 ――初デートはどこですか?

「美術室?」

「部活でいえばそうかもしれねぇが……それでいいのか?」

「いーでしょ」

「恋人同士がいれば、どこだってデートだよ」

 ――喧嘩をした事はありますか?

「数えきれないな」

「お互い、正直だからしょーがないね」

「ま、仲直りもあっという間だからいいんじゃない?」

「だな」

 ――相手の好きなところは?

「正直で嘘を吐かないところ」

「同じ」

 ――相手の嫌いなところは?

「……どーしよ」

「なんだよ」

「ありすぎて言い切れない」

「奇遇だな。俺もだ」

「それでも、一緒にいたいとは思うけどな」

「言われなくても知ってるって」

 ――相手に、もっとこうしてほしい、という事はありますか?

「別に。ないかな」

「ああ。不満はない」

「別の相手になら、たくさんあるけどね」

 ――結婚とはどんなものだと思いますか?

「そんな、大それたものじゃないんじゃない?」

「お前、結婚式が好きなんじゃなかったのかよ」

「そりゃ、式は豪華で特別でしょ」

「けど。それが終わったら、もう日常」

 ――結婚したらどんな生活をしたいですか?

「幸せな生活」

「具体的じゃねぇなぁ」

「じゃ、健一郎は?」

「……幸せなのがいいな」

 ――この国の結婚制度についてどう思いますか?

「面白くていーんじゃない?」

「彩芽程は思わないが……まぁ、特に反対も賛成もないな」

 ――今、貴方の隣にいる人がいなかったら。貴方はどうなっていたと思いますか?

「他の人と付き合ってるんじゃない?」

「そうかもな」

 ――相手に、何か一言。

「……」

「何か言えよ」

「だって、いつだって会ってるじゃん」

「わざわざ言う程の事、ないって」

「ま、そうか」

数年後
(茜と健一郎の結婚後)

「こういうの、答えていたんだね」

「ああ……そういえば、そんな時もあったか。懐かしいな」

「……」

「茜も、こうして答えたかったか?」

「うーん。まぁ、ちょっとうらやましい、かな」

「よし。それなら、今から俺がインタビューワーになる」

「え?」

「彩芽だって、茜と戦いたがっていたからな。……こうして、対抗するのはいいと思うぞ」

「そっか。……じゃあ、お願いしようかな。インタビューワーさん」

「1。名前は?」

「茜。か、舘林(かんばやし)茜……かな」

「もっと普通に答えろよ」

「まだ、私がこの苗字って慣れないんだよね。……これは、未来の彩芽の苗字だって思ってたから」

「だが、今はお前の苗字だ。堂々と答えていいんだぞ」

「うん。……舘林あかねです」

「2。年齢は?」

「18歳になったね」

「3。性別は?」

「女性。って、こうして質問されると変な感じだね」

「言うなよ。……俺だって、ちょっと恥ずかしいんだぞ。いいから、次だ!」

「4。好きな食べ物は?」

「ドリアンと、梅干しだよ」

「5。趣味は?」

「うーん。浅く広くでいろいろやるけど……あえて言うなら、ボランティア活動かな?」

「あー……。たしかに、趣味ってぐらい色々やってるよな」

「うん。人の役に立てる事はなんだろう、って考えると活力が湧いてくるんだよね」

「それは立派だと思うが、ちゃんと自分の事も大事にしろよ」

「そうだね。……そうしないと、また彩芽に怒られちゃうよね」

「6。1人の時は何をして過ごしますか?」

「1人……。1人……」

「まず、お前が1人の時ってないよな」

「そうそう。椿と遊んだり、ボランティアしてたり、伊集院さんの家にお邪魔したり……」

「そう考えると、1人の時は風呂の時ぐらいか?」

「うん。それぐらいかな」

「7。貴方が一番大事だと思うものは?」

「えっと、これは」

「自分。って思っとけよ」

「『自分がボロボロじゃ、他のものも大事にできない』か。……たしかに、彩芽の言う通りだよね」

「……じゃあ、自分って言えるように頑張るよ」

「ああ。俺は、茜だって言えるように頑張る」

「8。貴方の弱点は?」

「えーっと……」

「猫だろ」

「えっ!? なんで知ってるの!?」

「椿さんが言ってたぞ。『茜の弱点は猫です。この情報、上手く使ってくださいね』ってさ」

「……後で椿に抗議しておこうかな」

「9。貴方の家族構成は?両親はどんな人?」

「とても可愛くて、私の事を想ってくれる妹がいたよ」

「ああ。……知ってる」

「10。貴方の性格を一言で言うと?」

「お節介、かな」

「だよな。ほんと、俺もお見合い写真をどれだけ見せられた事か……」

「あれ、集めるのは結構大変だったんだよ」

「ああ。ありがとな」

「11。相手の性格を一言で言うと?」

「ちょっとひねくれてるところもあるけど、良い人。……かな?」

「微妙な評価だが、まぁ、妥当かもな」

「12。相手の事をなんて呼んでいますか?」

「健くん」

「ずっとこのままでいくつもりか?」

「うん。この呼び方、けっこう気に入ってるんだよね」

「13。出会いはどんなものでしたか?」

「先輩に迫られて困ってた私を、健くんが助けてくれたよね」

「……あまりその記憶ないんだよな。どんなこと言ってた?」

「えーっと……『先輩、知ってます? そういう迫り方しても、鐘は鳴らないらしいですよ。で、独身監獄って、めちゃくちゃ怖いらしくて。俺そういうの興味あって結構調べるんですけどね。死体の画像とか、興味あります? あ、それとも自分がその死体になるから見るまでもないですか?』とか言ってた」

「あー……。たしかに、苛々してた時に言ったような……」

「先輩、ドン引きしてたよ。……というか、実際そういうの、興味あるの……?」

「いや。監獄の情報ってあまりねぇし、テキトーに言っただけだな」

「そっか。……良かった」

「14。相手の第一印象は?」

「口が悪いけど、助けてくれる優しい人、かな」

「お前はよく、ドン引きしなかったな」

「うん。必死に助けようとしてくれてるのはわかったからね」

「15。好きだと自覚したのはいつ、どんな時ですか?」

「……助けられたその時かな」

「16。告白はどちらから?」

「私から、……かな?」

「まぁ、態度とか考えるとそうなるだろうな」

「17。初デートはどこですか?」

「……そういえば、まだまともにデートってしてないかもな」

「あ。たしかに、そうなるかな」

「この後、デートプラン練ってどこか行くか」

「うん!」

「18。喧嘩をした事はありますか?」

「ないかな」

「まぁ……散々言い合ってたあれは、説得だからノーカウントか」

「そうそう」

「19。相手の好きなところは?」

「助けてくれる優しいところと、正直で嘘を吐かないところ。かな」

「20。相手の嫌いなところは?」

「死のうとしていたところ、かな」

「そうだな。……悪かった」

「うん」

「21。相手に、もっとこうしてほしい、という事はありますか?」

「私はないけど……健くんは?」

「俺たちってまだ、少しぎこちないからな。お互い、もっと気楽にいられるように頑張ろう。ってところだな」

「22。結婚とはどんなものだと思いますか?」

「好きな人と幸せに過ごすもの……。で、いい、かな?」

「お前、そういうところで照れるのは……。ちょっと、ズルいだろ」

「そう言われても……。つ、次!」

「23。この国の結婚制度についてどう思いますか?」

「自分も周りも、この制度については色々あるからね。やっぱり、たくさん考えちゃうよね」

「ああ。……変わってほしいな」

「24。今、貴方の隣にいる人がいなかったら。貴方はどうなっていたと思いますか?」

「うーん。他に、好きな人ができている自分は想像つかないから……」

「また、ボランティアで他の人と結婚してた、かもね」

「かもな。……俺と結婚してくれて良かった」

「うん」

「25。相手に、何か一言」

「……」

「何か言わないのか?」

「わざわざこうして、質問してくれてありがとう」

「これで、私……ちょっとは、彩芽と戦えたかな?」

「ああ。きっと、彩芽が聞いてたら喜んでるだろうな。『よーやく土俵に立ってくれた』ってさ」

「うん。……これからも、私はこうして彩芽と張り合って、迷惑かけると思うよ。それでも、」

「彩芽の事を思い出しながらも、2人で生きていこう」

「うん!」

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