日曜定期更新(03/17/2019)「結婚主義国家 キャラへの質問7.小百合+明斗」※ネタバレ注意

日曜日に書く事があっても無くても「とりあえず定期更新」するコーナー。
企画担当のどうでもいい事だったり、時として新作タイトルの事についてだったり、更新して、生存報告する事が第一目的です。

ケイ茶です。

※以下は、ショートストーリーと共にキャラクター設定の紹介も兼ねて公開しようと思っていたものです。
タイミングを逃したのでその時の公開は止めましたが、ありがたい事に、今でも結婚主義国家について気にしてくださる方もおられるようなので、ここに載せておきます。

※「結婚主義国家」のネタバレが含まれる場合があります。
そのため、本編をすべてプレイしたうえでの閲覧を推奨いたします。

質問 婚前監禁:小百合
監禁前のいつか

「……紙、落ちてる」


「……カップルに、質問?」


「カップル……」


「……」

『名前は?』

「ワタシは、小百合」


「あの人は、大道寺明斗くん。とてもステキな名前」

『年齢は?』

「ワタシは、18歳」


「あの人は、17歳」


「……ワタシとは、結婚できない年齢」

『性別は?』

「ワタシは、女の子」


「でもあの人は、男の子」


「女の子だったら、ずっと一緒に遊べたのかもしれない」

『好きな食べ物は?』

「明斗くんが好きなのは、ラーメンみたい」


「ワタシは……明斗くんが好きなものが好き」

『趣味は?』

「明斗くんを見ること。とても、楽しい」


「明斗くんは、サッカーが好きだった」


「でも、ワタシが邪魔して、やめちゃった」


「今は、天体観測が好きみたい」

『1人の時は何をして過ごしますか?』

「ヘッドホンの声。ずっと、聞いてる」

『貴方が一番大事だと思うものは?』

「ワタシは、わからない」


「明斗くんは家族を大事にしている。とても素晴らしい考え」

『貴方の弱点は?』

「ワタシは、弱点ばかり」


「明斗くんは、優しい。優しすぎる」


「だからワタシの事も見捨てられなかった。それが弱点」


「家族や知人だけじゃない。ただそこにいた人が人質にとられても、彼はただ従う。とても愚か」


「でも、そこが愛おしい」

『貴方の家族構成は?両親はどんな人?』

「ワタシの家族は、明斗くん」


「……そう、言いたかった」

『貴方の性格を一言で言うと?』

「ワタシの事なんて、言っても意味がない」

『相手の性格を一言で言うと?』

「ステキ」

『相手の事をなんて呼んでいますか?』

「明斗くん」


「明斗くん明斗くん明斗くん。何回呼んでも飽きない名前。とても素敵」

『出会いはどんなものでしたか?』

「病院。ワタシも、明斗くんも入院していた」

『相手の第一印象は?』

「すごく、優しい人」

『好きだと自覚したのはいつ、どんな時ですか?』

「ずっと、好き」

『告白はどちらから?』

「ワタシはずっと、好きと言った」


「でもきっと、これは告白じゃない」

『初デートはどこですか?』

「……デート、したかった」

『喧嘩をした事はありますか?』

「怒られる事は、たくさん」


「……でも、いつも優しい怒り方。ワタシの事を想ってくれる」

『相手の好きなところは?』

「髪の毛から爪の先に至るまで。彼を構成しているものすべて」

『相手の嫌いなところは?』

「ない」

『相手に、もっとこうしてほしい、という事はありますか?』

「明斗くんに不満なんてない」


「でも。明斗くんが、私と結婚できない事に気付いたら。何かが変わっていたかもしれないとは、思う」

『結婚直後には何を思いましたか?』

「明斗くんと結婚したかった」

『結婚とはどんなものだと思いますか?』

「明斗くんと結婚したかった」

『結婚したらどんな生活をしたいですか?』

「明斗くんと結婚したかった」

『この国の結婚制度についてどう思いますか?』

「明斗くんと結婚したかった」

『今、貴方の隣にいる人がいなかったら。貴方はどうなっていたと思いますか?』

「今、ワタシの隣には誰もいない」

『相手に、何か一言』

「ワタシを愛してなんて言わない。ただ、愛する事だけは許して欲しい」

数年後

「小百合……。こんなものを書いていたのか」


「……」

『名前は?』

「ワタシは、小百合」


「あの人は、大道寺明斗くん。とてもステキな名前」


「褒めてくれてありがとう。小百合の言う通り、俺は、大道寺明斗だ」

『年齢は?』

「ワタシは、18歳」


「あの人は、17歳」


「……ワタシとは、結婚できない年齢」


「俺は……もう、小百合よりも年上だ」


「これなら結婚できるな」


「……いや。もう、そんな制限なんて気にせず、結婚できるんだ」

『性別は?』

「ワタシは、女の子」


「でもあの人は、男の子」


「女の子だったら、ずっと一緒に遊べたのかもしれない」


「……たしかに、俺が女として生まれてきたら、お前は苦しまなかったんだろうな」

『好きな食べ物は?』

「明斗くんが好きなのは、ラーメンみたい」


「ワタシは……明斗くんが好きなものが好き」


「ああ。俺はラーメンが好きなんだ」


「よく知ってるな。……さすがだな」


「だが、もっと……自分の事だけ考えても良かったんだぞ」

『趣味は?』

「明斗くんを見ること。とても、楽しい」


「明斗くんは、サッカーが好きだった」


「でも、ワタシが邪魔して、やめちゃった」


「今は、天体観測が好きみたい」


「そう。俺は、天体観測が好きだ」


「空は、雷みたいな怖いものだけがあるんじゃない」


「綺麗な星だって輝いているんだ、って。……そう、伝えたかった」

『1人の時は何をして過ごしますか?』

「ヘッドホンの声。ずっと、聞いてる」


「ああ。俺も、ヘッドホンからの声をいつも聞いている」

『貴方が一番大事だと思うものは?』

「ワタシは、わからない」


「明斗くんは家族を大事にしている。とても素晴らしい考え」


「……小百合の事も、もっと大事にできたら良かったのにな」

『貴方の弱点は?』

「ワタシは、弱点ばかり」


「明斗くんは、優しい。優しすぎる」


「だからワタシの事も見捨てられなかった。それが弱点」


「家族や知人だけじゃない。ただそこにいた人が人質にとられても、彼はただ従う。とても愚か」


「でも、そこが愛おしい」


「優しいと言ってくれて、ありがとう」


「……もっと、優しくいられたら良かったな」

『貴方の家族構成は?両親はどんな人?』

「ワタシの家族は、明斗くん」


「……そう、言いたかった」


「子供の頃の俺なら、純粋に、小百合が家族だって言えたんだろうな」

『貴方の性格を一言で言うと?』

「ワタシの事なんて、言っても意味がない」


「そんな事言わずに、もっと自分の事を話してくれたら……」


「……俺を一言でいうと、鈍感、だったな」

『相手の性格を一言で言うと?』

「ステキ」


「秘密主義、だった」

『相手の事をなんて呼んでいますか?』

「明斗くん」


「明斗くん明斗くん明斗くん。何回呼んでも飽きない名前。とても素敵」

「小百合」


「……俺も、何度だって呼び続けるからな」

『出会いはどんなものでしたか?』

「病院。ワタシも、明斗くんも入院していた」


「……懐かしいな」

『相手の第一印象は?』

「すごく、優しい人」


「怯える子、かな」


「あの時の姿と考えると、とても変わった……いや、本当に頑張って気持ちを隠していたんだな」

『好きだと自覚したのはいつ、どんな時ですか?』

「ずっと、好き」


「自覚する前に、終わってしまったと思う」


「……この言葉は、口にできない」

『告白はどちらから?』

「ワタシはずっと、好きと言った」


「でもきっと、これは告白じゃない」


「小百合はいつも、俺に好意を伝えてくれたな」


「当時は返せなかったが……今は素直に、嬉しかった、と言える」

『初デートはどこですか?』

「……デート、したかった」


「ああ。……したかったな」

『喧嘩をした事はありますか?』

「怒られる事は、たくさん」


「……でも、いつも優しい怒り方。ワタシの事を想ってくれる」


「もっと、本気でぶつかり合えば、何か変わっていたんだろうか」

『相手の好きなところは?』

「髪の毛から爪の先に至るまで。彼を構成しているものすべて」


「……」

『相手の嫌いなところは?』

「ない」


「たくさんある。……と、思っていた」


「だが、小百合はただ、不器用なだけだったんだな」

『相手に、もっとこうしてほしい、という事はありますか?』

「明斗くんに不満なんてない」


「でも。明斗くんが、私と結婚できない事に気付いたら。何かが変わっていたかもしれないとは、思う」


「ああ。あの時の俺が、もっと……」

『結婚直後には何を思いましたか?』

「明斗くんと結婚したかった」


「ひたすら、制度への恨み言を考えていた」


「……壊すまでは、少しかかっちゃったけどな」

『結婚とはどんなものだと思いますか?』

「明斗くんと結婚したかった」


「俺には、まだよくわからない」


「それでも、明たちを見ていると、良いものだと感じられるようにはなってきたんだ」

『結婚したらどんな生活をしたいですか?』

「明斗くんと結婚したかった」


「……ああ。結婚したかったな」

『この国の結婚制度についてどう思いますか?』

「明斗くんと結婚したかった」


「最低な制度だったな」

『今、貴方の隣にいる人がいなかったら。貴方はどうなっていたと思いますか?』

「今、ワタシの隣には誰もいない」


「俺も今、1人だ」


「だが、俺が死んだら、小百合の隣に埋めてもらえる予定だ」


「だから寂しがらないでほしい」

『相手に、何か一言』

「ワタシを愛してなんて言わない。ただ、愛する事だけは許して欲しい」


「……愛してくれて、ありがとう」

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