企画編90「発売後の販売数について~発売(配信)後2週間~1カ月が大切です!~」 第152回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第152回 企画編90「発売後の販売数について~発売(配信)後2週間~1カ月が大切です!~」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。
具体的な数値は出しませんが、今回はゲームの販売(配信)後の販売数の推移に関して書いてみようと思います!
※ゲームと言っていますが、基本的にはノベルゲームアプリの場合と考えて下さい。また、あくまで一例だと思って頂ければと・・・。

まずは、最初の2週間・・・長くても1カ月が勝負!

基本的には初動が販売数の多くを占めるという事ですね。
発売日が一番伸びる・・・かと思いきや「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」の場合はそうではなかったです。

大きな理由としては、事前の広告宣伝をほぼ行っていないという点が大きいと思います。
基本的にはTwitterやHP、ブログ(自社)での告知しかしておらず、大々的な広告も全く行っていません。

なので、スタートダッシュとしては小さくという感じでした。
その後~1週間でプレスリリースや記事を幾つかのメディアさんに掲載して頂き、数値を伸ばしていきました。
その後も~2週間は上記の波及や新たな記事の掲載。
これにより販売本数が徐々に伸びたと実感できた時期でありました。

ただし、これ以降はメディアでの掲載も減り、それまでの数値よりガクッと落ちました。
基本的にはどのメディアにも限らず効果が期待できるのは記事掲載日~3日。長くても~1週間が限度だと思われます。

特集や専用ページなどを作るような大々的なものでなければ、上記くらいが普通だと思います。

次に大切になってくるのがアプリランキングとレビュー

アプリの場合は上記のランキングと、レビューの点数。
これが大切になってくると思われます。

まず、ランキングですがAppStoreそしてGooglePlayのランキングの上位に来ているかどうか。
これでユーザーがアプリの存在に気付くかどうかが重要になります。

Appstoreの場合はランキングの50位以内に入ってくると効果を感じました。
(有料ランキングでの結果・・・それ以外はわかりません)

GooglePlayの場合はAppstoreよりはランキング上位に行きやすい感じがします。
ただし、Appstoreより上位にいかないと効果が小さい印象。

ノベルゲームの場合はGoogleplayで新着ランキングと、カテゴリ(アドベンチャー)でランキング上位にくるかどうかが大切かと思います。
「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」では上記のカテゴリランキングで約1カ月は1位にいたのが効果が大きかったと思われます。

そして、ランキングにプラスして評価もユーザーさんが気にしている部分。
少なくとも圧倒的に評価が高いか、低いか。
これでかなりダウンロード数に影響があると思います。

 

残りは口コミ、徐々に広がるかどうか・・・

ありがたい事に、上記「いきましょう」に関してはTwitterやFacebook、ブログ等の効果が大きかったんですよね。
そのおかげで~2ヶ月くらいは最初に比べると数は少ないですが「安定して一定数のダウンロードが継続」しました。

と、このようにまずは最初の2週間そして1カ月。
ここは予算をかければかけるほど(広告宣伝・広報)効果は大きいと思います。
ただし、弊社のように予算をあまりかけない場合でも、メディアさんが取り上げてくれるような内容であれば可能性はある!と思うのです。

次はアプリのランキングとレビュー。
そして口コミ。
段階的に広がっていくかどうか。
ここでも予算を掛けて追加で広告をうてば効果はあるかと思います。
ですが、今回リリースしてみて一番思った事・・・それは

リリースしたゲームのクオリティに応じた結果は返ってくる

と思うんですよね。
これがいくら、広告や宣伝に頼っても内容が良くなかったら長期にわたって販売数を伸ばす事は難しいだろうと言う事。
その場合は最初の2週間で売り切って終わり。
になるのかもしれません。

逆に、広告宣伝費をあまりかけなくても、内容が良ければある程度の販売数&長期的に広がっていく可能性がある。
という事だと感じました。

もちろん、広告宣伝も大切です!
予算があったら絶対にやった方が良いと思います。
(その場合は、どの媒体にいつ、どのように広告を出すのかが成否にかかわってくると思います)

なので、広告は予算と相談。
そして、メーカーやクリエイターとしては「一生懸命、ゲームを作る!」これに尽きると思います。
自分達が良いと思えるゲームが出来た⇒じゃあ、どうやって広げていくか。が第一歩です。

自分達が欲しくもないようなゲームを作って⇒じゃあ、どうやって買わせるか。
これじゃ、意味がありませんし、何のためにゲームを作っているのか全く分かりません。
(利益のため・・・それは当然なのですが、それだけを理由にしたくはないと個人的には思います)

まずは、しっかりと作りましょう。
そして、販売計画を立てましょう!

 

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