ノベルゲームの良し悪し編6「開発費が比較的安く、様々な媒体で楽しむ事が出来る」 第133回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第133回 ノベルゲームの良し悪し編6「開発費が比較的安く、様々な媒体で楽しむ事が出来る」
執筆者:企画担当 ケイ茶


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他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。


ケイ茶です。
今日は、以下の2点について書いてみます。

ノベルゲームはPCやスマートフォン。そしてコンシューマハード等、基本的にどの媒体でも楽しむことが出来る。(手軽さ&スペックをそこまで必要としない)

手間と時間はかかるが、開発費が比較的安い。(他ゲームや、アニメ等と比べて)

ノベルゲームは沢山の媒体で楽しむ事が出来ます!

選択の幅が広く、プレイヤーも様々な媒体で遊ぶ事が可能になります。
特に簡単に開発、公開ができるのがPC(Windows)でしょう。
多くの開発ツールが対応している上に、ソフトの公開・配布が一番容易な媒体と言えます。

次に、スマートフォン向け。
こちらは対応しているツールは限られてはいますし、PCに比べるとハードルは上がります。
ただ、スマートフォンの普及率を考えると今はPCだけではなく、Android版、iOS版も出した方がプレイしてもらえる可能性は上がるかと思います。

ちなみに、iOS版に関しては、アプリを公開する上でappleの審査があります。
この審査には時間がかかり、審査に落ちてしまう事もありますので、Android版に比べると少し大変かと思います。
ちなみに、Android版に関してはgoogleの審査はありませんので、登録したその日に自動で公開されます。

それ以外の媒体では、コンシューマハードやWEBでの掲載など。
基本的にはノベルゲームはハードの性能はあまり必要はありません。(演出に凝った場合は違いますが)
そのため、多くの媒体で動作させる事が可能です。

あとは、制作ツールさえ対応していれば、それに応じて開発と公開が出来るという事になります。

ノベルゲームの開発費は他の媒体より安い

これも絶対に安い。というわけではありませんが、他のジャンルや他の媒体に比べると安く作る事が可能です。
アニメーションは1話当たりで数百万円から1千万円以上はかかるようですし(詳しくはわからないのですが)
コンシューマ向けの大作ゲームは数億、数十億円。
スマートフォン向けのアプリでも今は数千万円、1億円以上とかけるのも当たり前になってきているようです。

それに比べるとノベルゲームは最低0円(これは言いすぎ)
安価でつくれば数十万円、ある程度の規模でも数千万円。
(もちろん、それ以上かけている大作もあるかと思います)

ただし、ノベルゲームの制作にかかる費用が比較的安い反面、弱点もあります。

そもそも、市場規模が小さい

これは何となくわかると思いますが、アプリのノベルゲームのダウンロード数。
そして、PC向けノベル系ゲームの販売本数。
コンシューマノベルゲームの販売本数。

他のジャンルに比べると圧倒的に少ないです。
そのため、PCゲームは単価が高くなっています。

安く作れるというメリットがありつつ、市場規模が小さいため、そもそもあまり売れない。というデメリットもそのままついています。
いかに安く良いものを作るか。
もしくは、高く作った場合は、ソフトの売上だけではなく、他の媒体やグッズ展開でゲーム以外の利益を出せるのか。
これが大切になってくるのです。

今回の各媒体で出せる、低価格で作れる。
これはノベルゲームのメリットであり、デメリットでもありますので、それを理解した上で作る必要があります。(特に、利益を出したい場合は)

 

 

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