企画編21「冒頭で死体を転がせ⇒冒頭で主人公がヒロインを殺す!」 第23回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第23回 企画編21「冒頭で死体を転がせ⇒冒頭で主人公がヒロインを殺す!」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。
今回は企画というか、シナリオ編みたいな事も入っているかもしれません。

何にしてもお伝えしたい事は一つだけ。
「冒頭。物語のはじまりってとても大切なんだよ」という事。

これが、有名作家や有名シリーズの作品だったら別かもしれません。
でも、私達のように無名会社や無名の個人、はじめての作品だったら特に重要なんです。

貴方は作品をどのように面白いか、面白くないか。続きを読みたいか、読みたくないか。判断しますか?

まずは、ぱっと設定やあらすじを読んで「ちょっと興味があるな」と手に取りますよね?
その後は?
購入する前だったら、パラパラ何ページか読むと思います(小説や紙媒体の場合)
ノベルゲームだったら、まずは体験版をダウンロードして最初は流し読みするんじゃないでしょうか?

さて、貴方は何分間耐えられますか?

作品が面白くなるまで何分耐えられますか?
という事です。

極端な話をしましょう。
もしも、貴方が手にとった物語の冒頭100ページが「平凡な主人公の日常」だったとしましょう。

普通に朝起きて、学校へ行って、適当な会話をして、家に帰って寝る。
これが100ページも続くんです。
面白いですか?
その続き、読みたいですか?

読みたい!と思った方。貴方はきっと、作者さんにとって、とても優しい方です。
そういう方がいてくれると、多くの作品が読まれる機会が生まれ、そこから隠れた名作が発掘されるかもしれません。

しかし!ほとんどの方は、つまらない。と感じると思います。
ようするに、冒頭が面白くなければ、そもそも最後まで読まれない。

これ覚えておいてください!
絶対にテストに出る!と先生が言うくらいに大切な事なんです。

何にしてもそうじゃないですか?
映画なんかも最初の数分~数十分で惹き込まれる作品って最後まで面白いと感じるものが多くありませんか?

逆に、最初から惹きこまれないと、もうその世界にはなかなか入っていけません!
もちろん、途中から面白くなる作品だってあります。
でも、先ほど書いたように「そこまで読まれなければ意味が無いんです!」

そこで、冒頭には死体を転がせ!と言われるんです。

ようするに、冒頭で死体を登場させる事により、受け取り側を一気に惹きこませる。
驚かせる、怖がらせる。等のインパクトを与えて、続きを気になるようにさせて、最後まで読ませてしまえ!(極論)
という事なんです。

 

 

本当に物語が盛り上がって、面白くなってくるのは起承転結における<転>だと思います。
でも、そこまでが面白くなく、普通の展開だとほとんど、転にたどり着く事なく、読者は離れて行ってしまいます。

特に現代は代わりの作品は無限にあります。
娯楽だって沢山あります。でも、仕事や学校が忙しく、新規作品の判断に使う時間って本当に少ないと思います。

これをしっかりと頭に入れた上で、魅力的な冒頭シーンを提案する。
これが企画担当の役割であり、冒頭を面白く描くのはシナリオ担当の役割なんだと私は思っています。

逆に、冒頭で魅力的じゃない!と思ったシナリオはボツになっている事が多いです。
(ボツ例は将来的に紹介してみたいな。と思いますので、興味があれば・・・)

さあ、貴方はどうしますか?

冒頭で誰かを殺しますか?
自分が死にますか?
それとも、世界が滅びますか?
滅ぼしますか?
生まれ変わりますか?
爆発しますか?
ゾンビにでもなりますか?
いきなりヒロインと結婚しますか?
出会った瞬間にキスしちゃいますか? 

等、死体じゃなくても良いから冒頭で惹き!インパクトを作ってみましょう!
まずは、最後まで読んでもらう事。そこが出来なければ、いくら途中や最後が面白くても意味が無いんです。

なんで最後まで読んでくれないのさ!最後が一番面白いのに!
⇒そんな事言われても、最初がつまらなきゃ、最後まで読まないよ!

という事ですので、これだけはお忘れなく・・・。

次回は「まずは企画~作品まで<完結させる>事の大切さ」について。

 

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