企画編45「物語の表舞台と裏舞台。裏で動いているキャラクターを忘れないで!」 第81回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第81回 企画編45「物語の表舞台と裏舞台。裏で動いているキャラクターを忘れないで!」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。
物語には「表」と「裏」があります。
普段、皆さん(読者、プレイヤー)が楽しんでいる部分が「表」
そして、普段は誰も観ないけれど、隠れている所で動いているのが「裏」なんです。

皆がみている「表」舞台。でも、その後ろ「裏」舞台でも物語は動いているんです!

表舞台というのは基本的には派手なことが起こっていますよね?
基本的には主人公やメインヒロイン等、物語の重要人物が活躍する場なんです。
ノベルゲーム、小説、ライトノベル等であればプレイヤーが読んでいるテキストが表舞台になります。
アニメや映画等映像系の場合は、画面に映っている部分が表部分になります。

では、裏舞台は何かというと・・・簡単です!
そこに描かれていないけれど、書かれていないけれど、動いてる物事(キャラクターの行動)の事なんです!

例えば、主人公とヒロインが二人で真犯人を探すべく聞き込み調査や、色々な場所に行って現地調査をしている場面があるとします。
この2人が表舞台。

裏舞台、物語上では描かれていないけれど、犯人キャラクターが更に次の犯行に及んでいるかもしれません。
もしくは、主人公たちの後ろから襲いかかろうと狙っているかもしれません!
更に、主人公達とは別に、他のキャラクターが犯人キャラクターへの恨みを募らせて、主人公たちが犯人を見つける前に、犯人を特定し、接触。
それにより、犯人に殺されてしまっているかもしれません。

このように、表舞台でメインキャラクター達が行動している裏でも、別のキャラクターが動いている。
これを忘れないようにしましょう!

これを忘れてしまうと、後で「あれ?あの時、あのキャラクターは何をしていたの?」と疑問に思われてしまう事もあります。
だって、主人公が犯人を探しているのに、その犯人がその間何も行動していないなんて変だと思いませんか?
主人公に捕まる事が犯人の目的ではありません。
いかに、主人公に捕まらないか、自分が犯人だとバレないようにするか、それを考えて裏で行動するのではないでしょうか?(一般的には)

また、裏舞台は描かれないとは言っても、その時点ではという意味です。
探偵ものにおいては、最後にネタバレとして「その時に犯人はどのように、何をしていたのか」が主人公や探偵の名推理によって明らかになるでしょうし、
犯人自らが暴露するかもしれません。

なので、裏舞台であっても、将来的には裏舞台で行われた行動が明るみに出る事もあるのです。

ただし、作者だけが知っている裏舞台もあるし、どうでも良い裏舞台だってある!

あえて、全部をバラしたり、表舞台に持ってくる必要はありません。
あの時に、実はあのキャラは裏でこんな行動をしていた。でも、それは描く必要はないと思ったら描く必要はありません。

例えば、主人公とヒロインが仲良くデートしていたその時、主人公の友達が家で一人寂しくストレッチに励んでいた!
別に知りたくもないですよね?

そもそも、この場合は作者が裏舞台として友達の行動を考える必要すらないのかもしれません。
ただし、裏舞台は上手く使えば面白い展開が生まれると思います!

描かれていない部分であのキャラがあんな行動を起こしていた!
それによって、別のキャラに影響を与え、それが表舞台に徐々に大きな変化を起こしていく。
というような使い方だって出来ますし、上手く使えばかなり凄いものになるかと思います。
(とんでもなく、具体例のない説明で申し訳ないですが・・・)

その裏舞台が後で公表された時に、ああ!だから、あのキャラはあの時、あんな事をしていたのか!
と驚かせることが出来たり、どんでん返しに使えるかもしれません!

なかなかキャラクター数も多いと、どのタイミングでどのキャラがどんな行動をしていたのか。
特に描かれていない場面でどう動いているのか。そこまで考えるのはなかなか大変です。
しかし、どのキャラクターも生きているのです。

表舞台に出ていないからといって止まっているわけではありません。
それだけを覚えてもらい、少しでも意識すると大分違ってくると思うのです。

 

 

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