企画編75「作品において<一つだけ>嘘をついて良い」 第122回ウォーターフェニックス的「ノベルゲーム」のつくりかた

第122回 企画編75「作品において<一つだけ>嘘をついて良い」
執筆者:企画担当 ケイ茶


ブログ用

他の会社さんや、個人のクリエイターがどうやってノベルゲームを作っているのかはわかりません。
ここに書かれているのは、あくまで私達「ウォーターフェニックス」的ノベルゲームのつくりかたです。

企画編一覧はコチラのページにまとめてあります。


ケイ茶です。

作品において一つだけ嘘をついて良いんです!

という話を大学時代に、教授が話していたのを思い出しました。
その当時は何となくそういうものなのかな?と聞いていた記憶があるのですが、今は確かに。と思う自分がいるのです。

例えば、物語なんて基本的には「嘘」ですよね?
だからと言って、設定が全て嘘というわけではありません。

具体例を出してみましょう。
主人公は相手の嘘を見破る事が出来る能力を持っている。⇒これが、この物語における最大の「嘘」と考えられます。
この嘘は許されます。

しかし、その能力とは別に嘘を見破る事ができなくする能力があったり、主人公の能力を無効化できるなんて能力があったらどうでしょうか?
どこまでが設定、この世界のルールという意味で許されているのかわかったもんじゃありません!
読者からしても、どこまで出来るの? 都合の良い能力が後付けで沢山出てきた。と思ってしまう可能性もあります。

例えば「余命3カ月の主人公」がいたとします。
これが、この物語における最大の嘘になります。
その設定に対して、もう一人の余命3カ月のヒロインがいたらどうでしょうか? なんでも治す事が出来る万能の薬があったらどうでしょうか?

嘘に嘘を重ねて、何が主題なのか、そしてご都合主義ばかりの展開になる可能性もあります。
もしも、万能の薬を出すのであれば「世界で一つだけ、どんな病気も治せる万能の薬がある」を唯一の大嘘にしてしまえば良さそうです。
それを巡って戦う余命宣告を受けた者、金儲けを企む者、病院関係者、研究関係者が争う物語になるのではないでしょうか。
その時の教授が、上記のような意味でその話をしたのかはわかりません。
そして、私の解釈があっているのかもわかりません。

でも、物語においては確かに嘘が多ければ多い程、嘘の設定が多ければ多い程、まとまりがなくなり、主題がわからなくなり、ご都合主義になり易い。
と思ったのです。

なので、嘘は一つだけついて良い。
というのも間違ってはいないのかな?と。

極端に一つだけ。というよりは、物語において描きたい事。それを最大の嘘にしてしまって、それ以外の都合の良い嘘はついてはいけないよ!
という事なのかもしれません。

ちょっと説得力に欠ける内容で申し訳ないです。
あくまで、こんな話を聞いたな~と思いだした上で、物語の場合は確かに嘘ばかりの設定では物語が壊れてしまうだろうな。
大きな一つの嘘(描きたいものにそった)があった上での物語展開ならまとまりやすいだろうな。
と思ったので、今回書いてみました。

 

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