ライバルキャラの「凄さ・強さ」を出すための簡単な方法

ライバルキャラの「凄さ・強さ」を出すための簡単な方法

皆さんは、ライバルキャラを登場させる時、どのようにライバルの「凄さや強さ」を表現していますか?
ライバルキャラには主人公と同じくらい魅力や、強さや凄さが求められているはずです。

では、そんなライバルキャラの凄さや強さをどのように出せばよいのか。
今回の記事では、その簡単な方法をお伝えします。
とはいえ、基本の手法ですので知っている方も多いかもしれませんし「あっ! あの物語と同じだ」とすぐに気付く事が出来ると思います。

目次

  1. ライバルキャラクターの登場シーンは重要
  2. 方法(1)事前に第三者の噂でライバルの凄さを聞く↓(更に2とへ連鎖可能)
  3. 方法(2)ライバルキャラが主人公に近い、強いキャラを倒す(負かす)

ライバルキャラクターの登場シーンは重要

最初に書いた通り、ライバルキャラは主人公と同じくらいに魅力的である必要があります。
ライバルに魅力を出す方法の一つとして、ライバルキャラの登場シーンはとっても大切です!

ここの初登場シーンで「ただの顔見せ」になってしまってはいけません。
初登場だからこそ、そのライバルがいかに凄いのか、魅力的なのか。

短い時間で主人公や読者に理解してもらう必要があるのです。
登場シーンで「ライバルは凄い、強い」と印象付ければ、その印象は継続させる事が出来ます。

逆に、ライバルの登場シーンでライバルの凄さや強さを表現することが出来なければ、そのライバルはずっと「魅力的ではない、弱い」といった印象を引きずる事になるでしょう。
さて、そんな事にならないように次のとても簡単な2つの方法を使って、ライバルキャラの凄さや強さをしっかりと出してみて下さいね!

方法(1)事前に第三者の噂でライバルの凄さを聞く↓(更に2とへ連鎖可能)

魅力的なライバルキャラほど、第三者からの噂が流れるもの。
これは現実でも同じことですよね?

例えば、高校の部活で全国大会に行くことになったとします。
その時、噂で「あの場所の、あの高校の○○ってやつが凄いらしいぜ!」とか「あの高校には○○っていう去年の大会優勝者がいるぞ」というような噂が流れていませんか?

このような噂を聞いたうえで、実際に見た時に「あいつが噂の人物か」になります。
一つの方法として

ライバルキャラが登場する前に噂が流れている。

ライバルキャラの強さを示すイベント→(2)を参照

主人公とライバルの出会い(ライバルキャラ初登場)

このような流れにすると、ライバルの凄さが事前にわかった上でライバルが登場し、主人公と会う事で凄さを実感させる。
という自然な流れにする事が出来ます。

もちろん、主人公とライバルの出会いが初登場という方法も可能ですし、イベント→出会いや、噂→出会い
なんてパターンも可能なので、この辺りは好きなようにアレンジ出来ます。

方法(2)ライバルキャラが主人公に近い、強いキャラを倒す(負かす)

この方法は実際に「ライバルの強さや凄さを、具体的に実感させるイベント」を発生させるという事になります。

さて、具体的に凄さや強さを出すには、どんなイベントを発生させれば良いのか。
それはとっても簡単です!
ライバルが主人公本人、もしくは主人公と近いキャラを倒す(負かす)だけです。

よくありませんか?
ライバルが登場した時は主人公が負けるイベント(展開)
もしくは、主人公の仲間が負けるイベント。
他にも、前に主人公が苦戦した相手があっさりライバルに負けるイベント等。

※ちなみに、今回はライバルと表現していますが、上記のイベントはライバルではなく「強大な敵」に置き換えることも可能です。

 

とてもシンプルですよね。
ポイントとしては、ライバルが倒すキャラを誰にするのか。

主人公にすれば、主人公の立場からライバルの強さがハッキリとわかります。
ただし、主人公とライバルの直接の戦いを後にもっていきたい、主人公VSライバルを盛り上げるために事前に仕込みをしたい。

そんな場合には、噂を流しておく事も大切です。
また、主人公との闘いの前にライバルが主人公の仲間や大切な人をあっさりと倒してしまう、なんてイベントが入ると、主人公VSライバルがより盛り上がるでしょう。

具体的には
格闘技の試合で、Aというキャラの強さが噂になっていた。
主人公はその噂を聞くものの、本当に強いのか? と思っていたし、主人公が強いと認めていたのは自分に格闘技を教えてくれた師匠だけだった。

しかし、Aというキャラと主人公が強いと認めていた師匠が事前に戦い、師匠が敗北してしまったらどうでしょうか?
主人公は嫌でもAというライバルの強さを目の当たりにするでしょうし、師匠の敵を取るためにもAを倒そう!と強く思い、日々の訓練を続け……いよいよ決戦の日。

という感じの展開が出来そうです。
さて、貴方もライバルキャラを魅力的かつ、強さや凄さを出したい時に、今回の方法を使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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